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スイッチ総研『下北沢演劇祭スイッチ ~あなたの知らない本多劇場~』

演劇・舞台

「突然演劇システム」ことスイッチ総研が『下北沢演劇祭』に参戦。しかも下北・本多劇場の裏側を案内する1日限定開催のバックステージツアーとなれば行かない理由なし。チケットが即完売したあとに、平田敦子さんやナイロン100℃峯村リエさんの参戦が発表され、テンションが高まる。

スイッチ総研 - 下北沢演劇祭スイッチ

 

目の前で参加者巻き込み型の少人数向け芝居(一度に体感できるのは1人~4人ぐらい)が突如としてスタートする。数十秒という鑑賞者が冷静に俯瞰できないハイテンポで作られているので、あっけにとられて笑う事しかできない。異常な近距離で「芝居」に入り込まされるので、ドラマの配役に打ち合わせなしでねじ込まれたような気持ちになる(でもほっとくと終わるので安心して見れます)。あと、スイッチを押す時のドキドキした状態の人間ってこんなに無防備になるのか、という発見もあったり。

公演は、とにかくベタなギャグから豪勢なやつまで至れり尽くせりで感無量。本多劇場がバックステージを開放するのは1982年の開場以来初めてとのこと。楽屋から裏通路、男子トイレ、事務室まで巡らせていただいた。知らない人を含む4人組グループで参加するのですが、その知らない人たちとなぜか本多の舞台上にあがり、一列に並んで左手を胸にあてた瞬間(このときはこれが“スイッチ”)にスポットライトがあたり、どこかに隠れてたスタッフが全力でスタンディングオベーションって、いうのが最高に笑った。あれだけライトがあたると、客席って一切見えなくなるのね

やってること自体は子供から大人まで楽しめる単純なものですが、テンポや細かい気配りが本当によく考えられてる(しかもそれを感じさせない最高なやつ)なのでおすすめです。